緊急告知受信機[ER-3021]
アウトライン
緊急告知受信機[ER-3021]
- JIDAデザインミュージアムセレクション選定商品
- 基本動作は上記[ER3311]と同等です。アナウンス機能や避難訓練機能はございません。 (詳細はお問合せにて)
組込み用緊急告知受信機[ER-2871]
- システムへの組込み用途としての製品です。
- 基本機能は[ER-3021]と同等です。
スペック
仕様
ER-3021 | ER-2871 | |
---|---|---|
受信周波数 | 76.0MHz ~ 90.0MHz (FM) | |
電源電圧 | 100V ACアダプタ付属 | 6~12V |
待機時電流 | 30mA/9V30mA/9V | |
寸法 | 176(W) x 87(D) x 27(H)mm | 170(W) x 80(D) x 15.5(H) mm |
重量 | 約 90 g | |
音声入出力 | スピーカ出力 | |
スピーカ出力 | モノラル 0.6 W / 8 Ω | |
接点入出力 | 出力3系統 | |
検出可能信号 | 緊急地震速報によるチャイム音,緊急警報放送(1種/2種),緊急警報放送の試験放送 | |
起動時間 | 約1分間 (約3分間の設定も可能) |
特徴
- 緊急地震速報の放送時に使用されるチャイム音によって自動起動
- 津波警報などが発令されたとき放送される緊急警報放送(EWS)にも対応
- 外部機器接続用の接点出力を装備
- デジタルPLLチューナーによる安定した受信
- 緊急地震速報,緊急警報放送に特化した簡単操作
- 低消費電力
ブロック図
ブロック図
カタログ
キャステムの製品紹介,サービス等の詳細がPDFファイルで閲覧できます。ぜひご利用ください。
導入事例
緊急告知受信機[ER-3021]に,スピーカと表示灯を付属させた例です。
設置例
緊急告知受信機[ER-3021]をとある会議室に設置した画像です。緊急告知受信機[ER-3021]には,ACアダプタ,アンテナ,スピーカ,表示灯を接続して, 簡単な緊急警報放送受信システムを構築しています。
このシステム構成で,FMラジオ電波から緊急警報放送,緊急地震速報を受信した場合,表示灯の点灯,スピーカからの音声出力が可能となります。
※図中の「中継ボックス」は,表示灯へ電力の供給と,緊急告知受信機[ER-3021]からの接点情報で表示灯の点灯制御を行っています。
技術情報
緊急地震速報/緊急警報放送とは
「緊急地震速報」と「緊急警報放送」。最近話題になっているので,知っている人も多いのではないでしょうか。似たような名称の「緊急地震速報」と「緊急警報放送」ですが,実はぜんぜん違うものなんです。ここでは,その方式を分かり易く説明します。またその応用例などを紹介いたします。
「緊急地震速報」受信端末の説明
「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」(気象庁)に基づく受信端末の説明です。