G.729AnnexA変換モジュール[VUD-35G]
アウトライン
トピック
- 8kbpsの音声コーデックITU-T G.729AnnexAを2チャンネル搭載したVoIP用音声変換モジュールです。
- 音声の入出力はアナログ・インタフェースで行います。
- 揺らぎ制御機能によりVoIPなど伝送路にゆらぎのある環境でも遅延の少ない,良好な音声を再生できます。
- オプションでノイズキャンセラ,シリアル通信方式,I2Sインタフェースなどの各種カスタマイズも承ります。
- 評価ボードもございますので,手軽に性能などの評価をすることが可能です。
スペック
仕様・性能
音声コーデック | ITU-T G.729AnnexA |
---|---|
チャンネル数 | エンコーダ2ch,デコーダ2ch |
音声帯域 | 3.4kHz |
音声入力 | 0.5Vp-p |
音声出力 | 0.5Vp-p |
UART I/F | 3.3V 調歩同期 115,200band |
電源 | DC5V |
消費電流 | 100mA |
動作温度範囲 | 0℃ 〜 60℃ |
コネクタ | 1.27mmピッチ列 |
寸法 | 50(W) x 30(D) x 8.5(H)mm |
ブロック図
VUD-35G ブロック図
カタログ(PDF)
VUD-35G カタログ
採用事例
交通管制システム
交通管制システム(航空、自動車、船舶など)では移動体と通信を行うため、当然、無線通信が使用されます。
しかし規模の大きなシステムでは管制拠点が複数有り、無線の送信所はロケーションが良い場所に設置されますので、地上での(有線での)通信が必ず必要になります。
キャステムのお客様はVUD-35Gを4枚使用し、ランニングコストを抑え、8回線分の音声を伝送する装置を開発されました。
キーワード:音声コーデック、低ビットレート、G.729AnnexA、音声多重化、時分割、交通管制、I2S、パケット化、フレーミング、デジタルアクセス