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日本キャステム

話速変換とは

話速変換基礎

話速変換は,信号処理によって音程を変えずに再生速度を変える技術です。
音程が信号の周期性に依存していることを利用しています。

例えば,カセットテープで回転を速くすると,速度は上がりますが,再生される音声の音程も上がります。
逆に回転を遅くすると,速度は下がりますが音程も下がります。
ディジタルの音声でも同様です。
速度を変えるために,単純にデータを補間したり間引いたりしただけでは音程が変化してしまいます。
音声波形に含まれる周期性を単位にして,補間や間引きを行うことで音程を変えずに速度を変えることができます。

CQ出版社「Interface」2014年3月号に掲載された記事(1ページ目のみ)はこちらからご覧になれます。

話速変換試聴

音声フォーマット 原音 速度レート
(スピーカーをクリックすると試聴できます)
サンプリング周波数:8,000Hz
データのビット長:16ビット
チャネル数:モノラル
フレーム長:128サンプル
1/3倍
1/2倍
1.5倍
2.0倍